風防付きオイルライターの代名詞とも言える存在のZIPPO。
ZIPPOとは?
ZIPPOの誕生
1932年、大不況の真っ只中にあったアメリカ、ペンシルベニア州ブラッドフォード。ジョージ・G・ブレイズデルはあるパーティーに出席していました。
そこで友人の一人から聞いた言葉がジョージ・G・ブレイズデルに衝撃を与えます。
パーティーに出席していた友人のディック・ドレッサーはブラッドフォードの名家の息子でした。
名家の息子らしく全身をおしゃれにコーディネイトして、おもむろにタバコに火をつけようとポケットから取り出したライターは見るからに安物のライターで、
使うたびにキャップをはずさなくてはなりませんでした。
それを見たブレイズデルがディック・ドレッサーをからかったところ、彼はこう言い返しました。
「It works!」(これはちゃんと火がつくんだ!)
それを聞いたブレイズデルは安く、頑丈で使いやすく、確実に火がつくライターがあればきっと売れるに違いないと考え、それはやがてライターを彼自身が開発することになるきっかけとなったのです。
ZIPPOの構造
ZIPPOの使い方・お手入れ
ご購入時には発火石が挿入されていますが、オイルは入っていません。別途に、補給用オイルもご用意ください。 また、フリント(発火石)、ウイック(芯)も販売しています。 他社製品の使用に起因するライター故障は、ジッポー社の修理保証を受けることができませんので、ご注意ください。
オイルの入れ方
1. | 倒れているオイル缶の注入口を小さめのマイナスドライバーなどでしっかり持ち上げます。 |
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2. | ライター本体のキャップを開け、インサイドユニットをゆっくりと引き抜きます。 |
3. | インサイドユニットの底部にある、フェルトパッドをめくります。 |
4. | オイル缶の注入口を綿に当て、ゆっくりとオイルを注入します。 |
5. | オイルが綿に染み出てきたら注入を止めます。 オイルがあふれた場合はティッシュなどで完全に拭きとってください。 |
6. | インサイドユニットをケースに戻した後、キャップを閉じ、ライター表面についたオイルをティッシュなどで完全に拭きとってください。 |
フリント(石)の交換方法
1. | インサイドユニット底部のネジをドライバーやコインで回して外します。 |
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2. | インサイドユニット底部のネジをドライバーやコインで回して外します。 |
3. | 新しいジッポー社製フリントを1個挿入してください。 |
4. | フリントスプリングをチューブにさし込み、ドライバーやコインで最後までしっかりと閉めてください。 |
5. | フリントスプリングをチューブにさし込み、ドライバーやコインで最後までしっかりと閉めてください。 |
ウィック(芯)の交換方法
1. | インサイドユニット底部のネジを、ドライバーやコインで回して外します。 |
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2. | インサイドユニット内部にあるフェルトパッド、綿、芯をピンセットなどですべて取り出します。 |
3. | 新しい芯の先端を防風ガード上部からさし込み、その芯の先端をインサイドユニット内部からピンセットなどで引きこみます。 芯の高さは防風ガードよりも少し低い高さにセットします。 |
4. | インサイドユニットに入れる綿は、固まりをほぐし、芯に絡まるようピンセットなどで詰めてください。 |
5. | フェルトパッド、フリントスプリング、発火石を元の状態に戻してください。 |